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さて、テストが返ってくると、どうしても気になるのは点数ですよね。
「今回は90点だった!」
「前回より下がってしまった・・・」
子どもも保護者も、結果に目が向きがちです。もちろん、点数は今の学力を知るための大切な目安です。しかし、塾で多くの子どもたちを指導してきて強く感じることがあります。
それは、
ということです。実は、テストは「終わり」ではありません。
本当の勉強は、返却されたあとから始まります。
そこで今回は、次のテストで確実に点数を伸ばすための「正しい復習方法」についてお話しします。
テストは「できなかったところ」を教えてくれる最高の教材
テストは、できた問題を確認するためだけのものではありません。むしろ価値があるのは、
「間違えた問題」です。
間違えた問題には、
- まだ理解できていない単元
- 苦手な考え方
- 覚えきれていない知識
がすべて詰まっています。私はよく、
「テストは学力の健康診断」
と考えています。健康診断で悪いところが見つかれば治療しますよね。テストも同じです。間違えたところをそのままにしてしまうのは、とてももったいないことです。大切なのは、
「間違えた問題を次は必ず解けるようにすること」
それが、成績アップへの一番の近道です。
成績が伸びる子が実践している「3つの復習ステップ」
では、どのように復習すればよいのでしょうか。私がおすすめしている方法は、とてもシンプルです。
① なぜ間違えたのかを考える
まずは、
「なぜ間違えたのか」
を確認します。例えば、
- 計算ミスだった。
- 漢字を書き間違えた。
- 公式を覚えていなかった。
- 問題の意味を読み違えた。
- 原因が違えば、対策も変わります。答えだけを見るのではなく、「間違えた理由」を見つけることが最初の一歩です。
② 解説を見たあと、自分だけで解き直す
解説を読むと、
「なるほど」
と思います。でも、
「分かった」と「できる」は別物です。解説を閉じて、もう一度何も見ずに解いてみましょう。自分の力だけで正解できて初めて、本当に理解したと言えます。
③ 日にちを空けてもう一度解く
人は忘れる生き物です。今日できても、一週間後には忘れてしまうことがあります。だからこそ、反復が必要です。
数日後。
一週間後。
テスト前。
同じ問題をもう一度解いてみましょう。何度も繰り返すことで、知識は少しずつ定着していきます。
新しい問題集より一冊を完璧にする
受験生だった頃の私も、たくさん問題集を買っていました。でも、振り返ると、それほど成績は伸びませんでした。
大きく変わったのは、一冊を完璧になるまで繰り返すようになってからです。一つの問題集。一枚のテスト。それを何度も解き直す。この地道な積み重ねが、確実に実力を伸ばしてくれました。
実際、成績が伸びる子ほど、
「何冊も問題集を持っている」
のではなく、
「同じ教材を何度も繰り返している」
という共通点があります。もし復習が苦手なら、最初から全部やろうとしなくても大丈夫です。
「今日は間違えた問題を一問だけ」
それでも十分です。小さな一歩を積み重ねることが、大きな成長につながります。分からない問題があれば、学校や塾の先生に遠慮なく質問しましょう。
「分からない」を一つずつ減らしていくことが、次のテストで結果を変える一番の近道です。
まとめ
テストは、点数を競うためだけのものではありません。次に成長するためのヒントが詰まった、大切な教材です。
返却されたテストを机の奥へしまってしまうのは、本当にもったいないことです。ぜひ、
「間違えた問題を100点になるまで解き直す」
という習慣を作ってみてください。その積み重ねが、
「分からない」を「できる」へ変え、やがて大きな自信につながっていきます。
成績は、一夜で劇的に変わるものではありません。でも、一枚のテストを大切にする習慣は、必ず未来の学力につながります。返ってきたテストから、新しいスタートを切ってみませんか?
それでは、ありがとうございました!

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