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「塾に通わせているのに、なかなか成績が上がらないのよね・・・」
保護者の方から、このような相談を受けることがたまにあります。塾に通えば成績は上がる。そう期待するのは当然のことです。しかし、長年子どもたちを指導してきた立場からお伝えすると、
もちろん、塾はとても大切な学びの場です。ですが、本当に成績を伸ばしている子どもたちには、ある共通点があります。それは、
「授業を受けた後の家庭学習」を大切にしていること。
そこで今回は、塾で成績が伸びる子と伸び悩む子の違いについてお話しします。
成績が伸びる子は「反復学習」を習慣にしている
学校や塾の授業は、新しいことを学ぶ「インプット」の時間です。でも、授業を受けただけでは、知識はなかなか定着しません。例えばスポーツでも、一度フォームを教わっただけで上達することはありませんよね。
野球なら素振り。ピアノなら毎日の練習。水泳なら泳ぐこと・・・などなど。
勉強も同じです。学んだ内容を何度も繰り返すことで、初めて「自分の力」になります。例えば、
英語なら教科書を何度も音読する。数学なら基本問題を繰り返し解く。漢字なら毎日少しずつ書いて覚える。こうした基礎の積み重ねこそが、応用問題を解くための土台になります。
成績が伸びる子は、「特別な勉強法」をしているわけではありません。当たり前のことを、当たり前に続けているのです。
家庭学習は「小さな一歩」から始めればいい
「ウチの子家では全然勉強しなくって・・・」
これも保護者の方からよく聞く言葉です。でも、いきなり
「毎日2時間勉強しよう」
と言われても、子どもにとってはハードルが高すぎます。まずは、
できることを一つだけ。例えば、
・教科書を1ページ開く。
・5分だけ机に向かう。
・塾の宿題を1問だけ解く。
え?なにそれ、と思われましたか? でも、最初はそれだけで十分なんです。心理学では、このような小さな成功体験を積み重ねることが、習慣づくりにつながると言われています。
「今日は5分できた」
「昨日より1ページ多く進んだ」
その積み重ねが、やがて家庭学習を当たり前の習慣へと変えていきます。勉強は、最初の一歩を踏み出すことが一番大変なのです。
塾を最大限に活かすには「勉強のやり方」を学ぶこと
私自身も学生時代は塾へ通わせてもらっていました。分からない問題を教えてもらえることは、とてもありがたかったです。しかし今振り返ると、
「どう勉強すれば力がつくのか」
という、いわゆる方法までは、教えてくれませんでした。だからこそ今は、保護者の方にもお伝えしたいことがあります。塾を選ぶときは、
「教えてくれる塾」
だけではなく、
「勉強のやり方まで教えてくれる塾」
かどうかを見てみてください。例えば、
・復習はいつするのか。
・問題集は何回繰り返すのか。
・苦手科目はどこから始めるのか。
こうした学習方法まで具体的に教えてくれる塾なら、家庭学習との相乗効果も期待できます。分からないことがあれば、
「家ではどんな順番で勉強すればいいですか?」
と、ぜひ先生に聞いてみてください。きっと、お子さんに合ったアドバイスがもらえるはずです。
まとめ
塾は、成績を上げるための「きっかけ」を与えてくれる場所です。しかし、本当の学力は家庭での反復学習によって育っていきます。
だからといって、難しいことをする必要はありません。今日できることを、一つだけ続ける。その小さな積み重ねが、大きな成長につながります。
「千里の道も一歩から」
という言葉があります。成績が伸びる子は、特別な才能があるからではなく、小さな一歩を毎日積み重ねている子です。
ぜひ、お子さんのペースを大切にしながら、「続ける力」を育てていってください。
それでは、ありがとうございました!

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