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子育てをしていると、
「今日は怒らないでおこう」
そう思っていたのに、気づけば子どもに強い口調で接してしまった……。そんな経験はありませんか?
仕事や家事で疲れて帰ってきたとき。何度言っても片付けをしないとき。忙しいタイミングで
「ねぇ、聞いて!」
と話しかけられたとき。つい感情的になってしまい、
「なんでこんなに怒ってしまったんだろう・・・」
夜になって子どもの寝顔を見ながら、自分を責めてしまう。そんな保護者の方は決して少なくありません。実は私自身も、子育てや教育に携わる中で、何度も同じような経験をしてきました。
そこで今回は、「怒らない親になる方法」ではなく、イライラしても、その感情に振り回されないための考え方
についてお話ししたいと思います。
イライラの原因は、本当に子どもなのでしょうか?
子どもに腹が立つと、
「この子が言うことを聞かないから・・・」
と思ってしまいます。もちろん、それも一つの理由かもしれません。でも、自分の気持ちを振り返ってみると、
仕事で疲れていた。
時間に追われていた。
思い通りに物事が進まなかった。
そんな「自分自身の余裕のなさ」が重なっていることも少なくありません。私自身も、自分の感情を振り返ってみたとき、
「子どもに怒っている」のではなく、
「思い通りにならない自分」に腹を立てている、ことが多いと気づきました。このことに気づくだけでも、不思議と心は少し落ち着いてきます。
「あ、今のイライラは子どもだけが原因じゃないんだ」
そう思えるだけで、怒りに飲み込まれにくくなるのです。
怒りを感じたら、まず「一歩止まる」
怒りは自然な感情です。なくそうとする必要はありません。大切なのは、
感情のまま行動しないことです。
イライラしたときは、まず深呼吸を一つ。そして、自分の心を少し離れたところから眺めてみてください。
「今、自分はかなりイライラしているな」
「あと少しで怒鳴りそうだな」
そんなふうに、自分を客観的に見つめるだけでも、気持ちは少しずつ落ち着いていきます。心理学では、このように自分の状態を客観視することを「メタ認知」と呼びます。
難しく考える必要はありません。
「今の自分、ちょっと余裕がないな・・・」
そう気づくだけでも十分です。怒りに気づけるようになると、その感情に振り回される時間は少しずつ短くなっていきます。
行動を変えると、気持ちも少しずつ変わっていく
気持ちが落ち込んでいるとき、
「早く元気にならなきゃ」
と思っても、すぐには難しいものです。そんなときは、気持ちではなく行動を少しだけ変えてみましょう。
例えば、口角を少し上げる。背筋を伸ばす。ゆっくりお茶を飲む。深呼吸をする。子どもの頭をそっとなでてみる。
こうした小さな行動だけでも、気持ちは少しずつ変化していきます。心理学でも、表情や姿勢などの行動が感情に影響を与えることが知られています。
もちろん、一度で劇的に変わるわけではありません。
でも、「怒りに支配される時間」を少し短くすることはできます。そして、それだけでも親子関係は少しずつ変わっていきます。
まとめ
子育てをしていれば、イライラする日があるのは当たり前です。完璧な親はいません。私も失敗します。だからこそ、大切なのは怒らないことではなく、
怒ったあとに、自分の心と向き合うことなのだと思います。
もし今日、お子さんにきつく当たってしまったとしても、
「ごめんね」
と素直に伝えればいい。それもまた、子どもにとって大切な学びになります。親も成長の途中です。焦らなくて大丈夫。
まずは今日一日、深呼吸を一回。それだけでも十分な一歩です。
親の心に少し余裕が生まれると、不思議なくらい子どもの表情も変わっていきます。どうか、お子さんだけでなく、ご自身の心にも優しく寄り添ってあげてくださいね。
それでは、ありがとうございました!

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