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さて、
「子どもは褒めて育てましょう」
・・・最近では、この言葉を耳にする機会も多くなりました。確かに、褒められると子どもは嬉しくなり、「もっと頑張ろう」という気持ちになります。でも実際には、
「どんなふうに褒めればいいの?」
「毎日褒めているつもりなのに、あまり変わらない…。」
そんな悩みを抱えている保護者の方も多いのではないでしょうか。私自身、教育現場で多くの子どもたちと接してきましたが、褒め方にはちょっとしたコツがあります。
そこで今回は、子どもの自己肯定感を育て、自信や意欲につながる「褒め方」についてご紹介します。
「褒める」と「叱る」はどちらも大切
まず、お伝えしたいのは、
「褒める=甘やかす」
ではないということです。子育てでは、ルールを守ることや、人を傷つけてしまったときなど、きちんと叱る場面もあります。ただ、そのとき大切なのは感情のまま怒ることではなく、
「何がいけなかったのか」
を冷静に伝えることです。そして、それ以外の日常では、「褒める時間」を意識して増やしていくことが大切です。
人は誰でも、
「認めてもらえた」
「見てもらえている」
と感じると安心します。この安心感が、
「自分は大丈夫」
という自己肯定感へとつながっていきます。
子どものやる気を引き出す6つの褒め方
① 良い行動は、その場ですぐ褒める
子どもが良い行動をしたら、できるだけその場で伝えましょう。例えば、
「靴をそろえてくれたんだね」
「自分から宿題を始めたんだね」
すぐに褒めてもらえることで、
「この行動は良かったんだ」
と子どもは理解しやすくなります。
② 「ありがとう」を添えて褒める
ただ、
「すごいね」
と言うだけではなく、
「お風呂掃除をしてくれて、お母さん助かったよ」
「荷物を持ってくれてありがとう」
このように、
相手がしてくれたことで自分がどう感じたか
を伝えると、子どもは自分の行動の意味を理解できます。
③ 存在そのものを認める
毎日、何か特別なことがあるわけではありません。そんな日は、
「今日も元気でいてくれて嬉しいよ」
「あなたがいてくれるだけで幸せだよ」
そんな言葉も、とても大切です。子どもは、
「何かができたから愛される」
のではなく、
「存在そのものを大切にされている」
と感じることで安心できます。
④ 行動を具体的に褒める
「えらいね」
だけでは少しもったいないかもしれません。例えば、
「ランドセルを自分で片付けられたね」
「最後まであきらめずに考えたね」
「昨日より字が丁寧になったね」
具体的に伝えることで、
「ちゃんと見てくれている」
という安心感が生まれます。
⑤ 性格や強みも伝えてあげる
子どもには、それぞれ素敵な個性があります。
「優しいね」
「最後まで頑張れる子だね」
「思いやりがあるね」
そんな言葉を繰り返し伝えることで、子ども自身も
「自分はそういう人間なんだ」
という前向きなセルフイメージを持つようになります。もちろん、実際に見られた行動に基づいて伝えることが大切です。例えば、
「転んだ友だちにすぐ声をかけていたね。本当に優しいね」
のように、具体的な場面と結び付けると、より伝わりやすくなります。
⑥ 子どもの「好き」を思い切り褒める
以前の記事でもお話ししましたが、
電車。
恐竜。
仮面ライダー。
昆虫。
サッカー。
子どもが夢中になっていることは、ぜひ応援してあげてください。
「そんなことばかり覚えて…」
ではなく、
「本当に詳しいね!」
「よく調べたね!」
その一言が、
「もっと知りたい!」
という知的好奇心を育てます。好きなことに熱中した経験は、将来、自分から学ぶ力や挑戦する力につながっていきます。
まとめ
子どもを褒めることは、特別なテクニックではありません。大切なのは、
「できないこと」を探すより、
「できたこと」を見つける習慣を持つことです。毎日すべてを褒める必要はありません。一日に一つでも、
「今日はこれができたね」
そう伝えられたら十分です。子どもは、親の言葉を通して、
「自分はどんな人なのか」
を少しずつ学んでいきます。だからこそ、
「できるね」
「頑張ったね」
「ありがとう」
そんな温かい言葉を、ぜひたくさん届けてあげてください。その積み重ねが、自己肯定感を育て、自分を信じて挑戦できる子どもへと成長していく大きな力になります。
それでは、ありがとうございました!

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