いつもご覧いただきありがとうございます。
前回の記事では、親の期待が子どもの成長に大きな影響を与える「ピグマリオン効果」についてお話ししました。
すると、
「頭では分かっているんです。でも、毎日子どもを見ていると、つい欠点ばかりが目についてしまって……。」
そんな声をいただくことがあります。そのお気持ち、とてもよく分かります。忙しい毎日・・・。仕事や家事に追われる中で、忘れ物や宿題、片付けなど、子どもの気になるところばかり目についてしまうことは誰にでもありますよね。
でも実は、子どもを変える前に、少しだけ「見方」を変えてみることで、親子関係は驚くほど変わることがあります。
そこで今回は、子どもの自己肯定感を育てるために、家庭で今日から実践できる「プラス思考」のコツを3つご紹介します。
① 「言い換え」で短所を長所に変えてみる
同じ行動でも、見方を変えるだけで印象は大きく変わります。例えば、
「マイペースで行動が遅い」
と思っていた子は、
「周りに流されず、自分のペースを大切にできる子」
とも考えられます。また、
「ランドセルを放り投げて遊びに行く」
そんな姿も、
「元気いっぱいで好奇心が旺盛な子」
という見方もできます。
もちろん、ルールを教えることは必要です。でも、その前に一度、
「この子の長所は何だろう?」
と考えてみる習慣を持つだけで、親の表情や声かけは大きく変わります。
② 「ないもの」より「あるもの」に目を向ける
子育てをしていると、ついつい
「できないこと」
ばかりに目が向きがちです。でも、一歩引いて見てみると、当たり前だと思っていたことが、実は大きな長所だったということもあります。例えば、
「勉強は苦手だけど、毎日元気に学校へ行っている」
「片付けは苦手だけど、友達にはとても優しい」
「忘れ物は多いけれど、人を笑顔にするのが得意」
子どもには必ず良いところがあります。その長所に目を向けることで、親自身の気持ちも少しずつ前向きになっていきます。
「ないもの探し」ではなく、
「あるもの探し」
この視点を持つだけで、毎日の子育てが少し楽になります。 ぜひ試してみてくださいね。
③ 一つの面だけで子どもを判断しない
当たり前ですが、子どもはとても多面的な存在です。勉強という一面だけでその子の価値は決まりません。例えば、
運動が苦手でも、絵が得意な子。人前で話すのは苦手でも、年下の子のお世話が上手な子。積極的ではなくても、最後まで責任を持ってやり遂げる子。どの子にも、その子だけの輝く才能があります。
だからこそ、
「この子は○○な子」
と決めつけるのではなく、
「まだ見つけられていない良さがあるかもしれない」
そんな気持ちで見守ってあげてください。その姿勢が、子どもの自己肯定感を育て、自信へとつながっていきます。
まとめ
プラス思考とは、嫌なことを無理やり良いことだと思い込むことではありません。少しだけ見方を変えてみること。
子どもの良いところを一つ多く見つけてみること。それだけで十分です。
雨の日なら、
「今日は家族でゆっくり過ごせるね」
失敗した日なら、
「次はもっと上手にできそうだね」
そんな言葉を交わせる家庭は、きっと温かい空気に包まれます。そして何より、親が笑顔でいることが、子どもにとって一番の安心につながります。完璧な親になる必要はありません。
私自身も失敗ばかりです。でも、
「失敗しちゃったね」
「まあ、そんな日もあるよ」
と親子で笑い合える時間は、何にも代えがたい宝物です。子どもの長所は、親の見方ひとつで輝き始めます。ぜひ今日から、お子さんの「いいところ探し」を始めてみませんか?
それでは、ありがとうございました!

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