いつもご覧いただきありがとうございます。
「うちの子は、どうも根気がないみたい……」
「何を始めても、なかなか長続きしない」
「もっとやる気を出して、勉強や習い事を続けてほしい」
そんなふうに感じたことはありませんか?
英会話の教材を買っても、興味を持つのは最初だけ。
ピアノの練習も長続きせず、いつの間にか教室を辞めてしまった……。
子どものためを思って始めたことが続かないと、親としては残念な気持ちになりますよね。
でも、ちょっと待ってください。
物事を続けられないのは、必ずしも意思が弱いからではありません。
実は、勉強や習い事を継続するためには、やる気や根性だけでなく、
続けやすい方法や環境を整えることも大切なのです。
1.子どもが勉強や習い事を続けられないのは、意思が弱いから?
「三日坊主って、遺伝するのかな?」
そんなことを考えたことのある親御さんもいるかもしれません。
私自身も、通信講座や英会話など、始めたものの途中で挫折してしまった経験があります(笑)。
「そういえば、私も長続きしないことがあるな……」
そう考えると、子どもの根気のなさを責める気持ちも少し和らぐのではないでしょうか。
そもそも、物事を続けられない理由は、意思の強さだけでは説明できません。
例えば、勉強のやり方が分からない、練習しても上達を実感できない、
何をどこまでやればいいのか分からない。こうしたことも、継続を難しくする原因になります。
つまり、子どもが物事を続けられないとき、すぐに「やる気がない」「根性がない」と
決めつける必要はないのです。
もちろん、勉強でもスポーツでも、続けることで身につく力はたくさんあります。
「あのとき、もう少し続けておけばよかった」
大人になってから、そう感じた経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
だからこそ、子どもにも継続する力を身につけてほしいですよね。
そのために必要なのは、精神論だけで頑張らせることではありません。
子どもが無理なく続けられる方法を、一緒に見つけていくことです。
2.物事を続けるために必要なのは「やり方」と「続け方」
子どもが何かを続けられないとき、見直したいことが二つあります。
一つ目は、「やり方が分かっているか」ということ。
二つ目は、「続け方が分かっているか」ということです。
例えば、勉強で考えてみましょう。
問題の解き方が分からなければ、勉強を進めることは難しくなります。
まずは、知識を身につけ、実際に問題を解く方法を学ぶ必要があります。
これは、スポーツや習い事でも同じです。
正しい方法を知り、練習を重ねることで、少しずつできることが増えていきます。
ところが、ここで忘れてはいけないことがあります。
やり方を知っていることと、実際に続けられることは別なのです。
評判のよい参考書を買っても、毎日開かなければ学習は進みません。
効果的な練習方法を教わっても、練習する機会がなければ上達にはつながりにくいでしょう。
では、どうすれば続けられるのでしょうか。
例えば、次のような工夫が考えられます。
- 最初は5分だけ勉強する
- 毎日同じ時間に取り組む
- 何をするか、あらかじめ決めておく
- できたことを記録して、振り返る
- 難しすぎるときは、課題を小さくする
こうした工夫によって、始めるときの負担を減らし、取り組むことを習慣にしやすくなります。
最初から長時間頑張らせる必要はありません。
「これならできそう」と思える小さな行動から始めることが、継続への第一歩です。
3.目標を立てるだけでは不十分!子どもが自分から続けられる仕組みをつくろう
勉強や習い事を始めるとき、「目標を立てましょう」とよく言われます。
「○○高校に合格する!」
「この夏は泳げるようになる!」
「毎日英単語を10個覚える!」
目標を持つことは、自分が目指す方向を明確にするうえで役立ちます。
ただし、目標を立てただけで、毎日の行動が自然に続くとは限りません。
大きな目標があっても、目の前の勉強が難しかったり、
何から始めればよいか分からなかったりすれば、行動に移せなくなることがあります。
そこで大切にしたいのが、目標を立てることに加えて、実際に行動を続けやすい仕組みをつくることです。
例えば、子どもが「毎日勉強する」と決めたなら、次のように具体化してみましょう。
- 夕食の前に、漢字を5分間練習する
- 学校から帰ったら、まず宿題を一問解く
- 寝る前に、今日覚えた英単語を確認する
このように、いつ、何をするのかを決めておくと、行動を始めやすくなります。
また、取り組めた日は、結果だけでなく行動そのものにも目を向けてみてください。
「今日は自分から机に向かったね」
「昨日より一問多く解けたね」
「決めた時間に取り組めたね」
そんな声かけによって、子ども自身が自分の成長に気づきやすくなります。
うまくいかない日があっても、そこで終わりにする必要はありません。
「今日は難しかったね。明日はどうしたら取り組みやすいかな?」
と、一緒に考えればよいのです。
親が「頑張りなさい」と言い続けるのではなく、子どもが自分で行動しやすい環境を整える。
それが、少しずつ自立して継続する力を育てることにつながります。
まとめ|子どもの継続力は、意思の強さだけで決まらない
子どもが勉強や習い事を続けられないとき、
つい「根気がない」「意思が弱い」と考えてしまうことがあります。
しかし、物事を継続するためには、やる気だけでなく、
正しいやり方や取り組みやすい環境、日々の小さな習慣も大切です。
今回のポイントを振り返ってみましょう。
- やり方を知る: 何をどうすればよいのかを理解する
- 続け方を工夫する: 小さな行動から始め、習慣にする
- 行動を振り返る: できたことを認め、必要に応じて方法を見直す
「継続は力なり」という言葉のとおり、続けることで身につく力はたくさんあります。
だからこそ、子どもが途中でやめてしまったときも、すぐに責めるのではなく、
何が難しかったのかを一緒に考えてみませんか。
大切なのは、いつも完璧に続けることではありません。
うまくいかない日があっても、また始められること。
その経験を積み重ねることが、子ども自身の力になっていきます。
焦らず、小さな一歩から。
お子さんに合った「続け方」を、ぜひ親子で探してみてくださいね。
それでは、今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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